メガネの掛け心地をより良くするためのフィッティング【三つの要素】

疑問やお悩み解決

メガネが下がる、、、
耳がイタイ、、、
鼻パッドの跡が付く、、、

さて、メガネの掛け心地には普段から色々な不具合がありますよね。
あなたのメガネの掛け心地はいかがですか?

今回はそんなメガネの掛け心地についてお話していきましょう。

あなたのメガネの掛け心地をより良くするためのフィッティングとは

それはズバリ、「あなたの好みに合ったフィッティングであるか」これに尽きます。

そもそもメガネ業界でのフィッティングの概念とは、

「光学的要素」「力学的要素」「美的要素」と言った三大要素を満たすことを言います。

今回は特に物理的な掛かり具合である「力学的要素」について
予備知識として知っておきたい三つの要素をご紹介します。

  • メガネの掛け心地は千差万別
  • メガネのフィッティングの仕方も千差万別
  • 基本となるフィッティング

メガネの掛け心地は千差万別

メガネを掛けられる方のお顔は様々であり、
その掛かり具合の好みもまた様々です。
下がるほど緩いのがお好きな方や、耳に食い込むほどキツくないと掛けている感じを得られない方など、、、

本当に多種多様です。

人によって皮膚の敏感さなどの感じ方にも差がありますので
心地よく感じる感覚も様々という事ですね。

忙しい日々の中、
些細なメガネの掛かり具合に気分を左右されたくはないものです。
今一度、ご自身の好みの掛け心地とはどう言ったものかを改めて考えてみましょう。

メガネのフィッティングの仕方も千差万別

フィッティングする側は基本的なフィッティングの技術はもちろん
最終的にはそのお客様の好みに合わせたフィッティングを目指さなくてはいけません。

ですが基本的なマニュアルはあるものの、現場では個々の技術に大きなばらつきがあるのが実状です。

お客様の一人一人のお顔の形は様々ですから、
経験としてその様々なお顔の形状に合わせたフィッティングを丁寧に数多くこなす事でフィッティングの技術が高まります。

つまるところ、そこはやはり経験がモノを言います。

フィッティングでメガネ店に訪れた際にはまずはベテランのスタッフにお願いしましょう。

或いはズバリ店長を指名してしまってもいいでしょう。
それで最低限のレベルは保証されるはずです。

ですがフィッティングのアプローチの仕方も様々です。
数多くの店長やスタッフのフィッティングを見てきた中で、

フィッティングにはそのセンスが大きく関わっている事を実感してきました。

残念ながらスタッフよりもフィッティングの感性がないベテランの店長もいたのも事実です。

基本となるフィッティング

フィッティングには感性がとても大事な要素であることをお話しました。

ですがフィッティングをする際にまず目指すべき基本的なフィッティングがあるという事もお伝えしておきましょう。

    掛かり具合を調整する際には、メガネを掛けられている方の皮膚の感覚や
    当たっている箇所の力の入り加減などの所見はもちろんの事、
    皮膚にかかるわずかな負荷の差異を指先と手のひらで感じる事で
    その方のお顔の造形をイメージとして創り上げてそれに対してアプローチを行います。

    同時にそのイメージをフィッティングする側である自身の顔の感覚と同調させる事で
    その感覚を辿って最適なフィッティングを行うものです。

    そしてメガネに調整を施す際にも基本的に迷うことはありません。
    それはお客様のお顔の造形とその感触を常に指先に感じ、
    またその造形が常にイメージとして手元に見えているからです。

    お客様のお顔の造形を理解した上で調整されたメガネは、とても掛かり心地が良く長時間掛けていても疲れません。

    メガネ全体の重さを「当たる位置」やその「当たり方」にまでこだわり、バランスよく力を分散させることで肌へかかる負担を最小限にまで減らしているからです。

    そしてその掛け心地は全体的に緩く感じるほどに当たりが優しく、それでいてうつ向いても下がることはありません。

とは言え先にお話した通り、やはりフィッティングとはその方の好みがすべてです。

私も長年多くのお客様のフィッティングを行ってきましたが、
どう見てもキツそうに見えるフィッティングでも、掛けている本人が緩いんですと言えば緩いのです。

その方にとっての感覚を満足させるフィッティングというのが最も良いフィッティングと言えるでしょう。

ですので、メガネの調整に店舗を訪れた際にはご自身の好みを事細かくスタッフに伝え
あくまでも「自分にとって心地の良いフィッティング」をお願いしましょう。

スタッフとの相性もありますので、合わないと思ったら別のスタッフにお願いしてみるのも重要です。
フィッティングの感性のある店長やスタッフが各店舗に一人はいると思いますので

そう言ったスタッフにお願いするのが良いでしょう。

まとめ

今回は【あなたのメガネの掛け心地をより良くするためのフィッティング】についてお話しました。

最終的にはあなた自身が、見え具合も含めた「掛けていて楽なメガネ」というのが最も良いメガネとなります。
そのためにもどう言った掛け具合が好みなのかを、より具体的にご自身が知っておかなければなりません。

また、当然フレームの素材でもその掛かり心地は大きく変わってきますので、
最初のフレーム選びの時点から掛け具合の好みをスタッフに伝えておくと良いでしょう。

そして快適な掛け心地で生活を送るためにも、日頃から掛け具合で気になるところがあれば何度でもお店に足を運び
「ご自身にとっての最適なフィッティング」を目指しましょう。

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