こんにちは、inokaです。
年代が上がってくると眼にも異変が起きてきます。
最近近くが見づらくなってきた、、、
ピントが合うのに時間がかかる、、、
長時間近くを見ていられない、、、
そんな老眼の入りはじめの方にささやかながら朗報です。
今回は老眼になる原因も交えて
その場で使える初期老眼の改善方法を解説していきます。
老眼の入りはじめたあなたの眼に超簡単! 瞬時に老眼を改善する方法!
その方法は実に簡単、、、
「眼を内側に寄せましょう」。
これだけです。
眼の調節力の余力にもよりますが、
この方法で近くの見え方を一時的に改善する事が出来ます。
何故こんな事で改善出来るのでしょうか?
それにはまず老眼について簡単に学んでみましょう。
そもそもどうして老眼になるの?
近視や遠視、乱視などは「屈折異常」と言い
眼の中の光の曲がり方の不具合のことを指しますが、
それと異なり老眼の場合「調節力異常」と言って、
ピントを合わせるための眼の筋肉(調節力)の衰えのことを指します。
特に近くを見る時にはその眼の筋肉を使わなくてはなりません。
個人差はありますが一般的に老眼は30代の後半から徐々に始まり、
40代半ばから自覚症状が出始めます。
近くを見る際にメガネを外したり、見たいものを遠ざけて
見ているおじさま達の姿を見かけた事があるでしょう。
若い頃は意識せずとも遠くにある焦点を瞬時に近くに
移す事が出来ましたが、加齢によって老眼になると
それが困難になってしまうということですね。
どうして「眼を内側に寄せる」事で改善するの?
これはそもそもの眼の構造とその仕組みを利用した方法です。
まず、眼に働く力には3つあります。
「調節力」「輻輳(ふくそう)」「縮瞳(しゅくどう)」です。
- 「調節力」とは・・・水晶体を膨らませて眼の屈折力を調節する力
- 「輻輳」とは・・・・眼を内側に寄せる時に働く力
- 「縮瞳」とは・・・・虹彩の伸縮によって瞳孔に入る光の量を調整する事。カメラのレンズで言う「絞り」です。
これらの力はすべて連動していてどれか一つを働かせれば
他の二つも同時に働きます。
つまり、前述の通り老眼とはピントを合わせる眼の調節力の衰えですので
意識的に「輻輳する(眼を内側に寄せる)」事で
「調節力」と「縮瞳」にも同時に力を働かせる事が出来る
と言う事なんですね。
では同様に、意図的に「縮瞳」させても同じ事が可能でしょうか?
結論は可能です。ですがそのためには一定の強さの光が必要になります。
また、光が強すぎると逆に眩しくて見づらくなりますので
「縮瞳」させるよりも「輻輳」した方がお手軽かと思います。
そしてこの方法は老眼の入り始めくらいの方までが対象です。
調節力がまだ残っている事が条件ですね。
ガッツリ老眼が入っている方は素直に老眼鏡をかけましょう。
近視の人は老眼にならないって本当!?
結論、残念ながら近視の人も例外なく老眼になります。
ただ、近視の人は裸眼のピントがもともと近くに合っているために
遠く用のメガネを外せば近くが見えてしまうので、
自覚症状を感じにくいというだけですね。
つまり、老眼が入っているから近くを見る時にメガネを外すのであって、
老眼が入っていなければ本来は遠く用のメガネをかけたままで
近くが見えるはずなのです。
特に弱い近視(遠方視力0.5~0.6くらい)の方は、
遠くもそこそこ見えていて尚且つ近くも楽に見えるので
運転以外は普段裸眼で生活できますし、
老眼になっていることをより感じにくいと言えるでしょう。
老眼の予防策ってあるの??
老眼とはピントを合わせる眼の調節力の衰えとお話してきました。
つまり眼の筋肉の衰えです。
簡単に言えばその「筋肉を鍛えれば良い」だけです。
実は老眼の予防策として方法はあるんです。
→【老眼対策】に手軽で簡単!眼のトレーニングを始めましょう!
この記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。
まとめ
今回は老眼が入り始めた方が即実践出来る
眼の仕組みを利用した活用法をお伝えしました。
体の衰えはすべての人が迎える自然の摂理です。
今回の方法はその場で即実践出来るものの
あくまで一時的な方法ですので、
長時間の作業をされる方や眼精疲労を感じやすい方は
素直に自分に合ったメガネを作る事を強くお勧めします。
→「老眼の方必見!本当は既製老眼鏡を避けて欲しい【三つの理由】」こちらの記事も合わせてご覧下さい。
現代は薬や医療も発達し日々進歩しています。
いずれ老眼や近視などの視覚異常で困る人がいなくなる日が
来るのかも知れませんね。
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